比例代表制の当選確定方法を分かりやすく解説!ドント式とは?

選挙報道をみていて不思議に思うのが

『比例代表制』

当選するだろうと思っていた議員が
落選してしまったり、

落選した~と思った議員が
比例で当選したり。

一体、「比例代表制」ってどんな制度なのか。

さらっと簡単に説明します。

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比例代表制とは

比例代表制(ひれいだいひょうせい)とは、選挙において各政党が獲得した投票数に比例して議席を配分する制度。出典:ウィキペディア

 

みなさんが選挙に行きますよね。

そのときに小選挙区と比例代表を
選んで投票します。

 

今回は比例代表制の話なので
小選挙区の話はなしにします。

 

それで、比例代表には「政党名」
もしくは比例代表で立候補している
「候補者名」の、どちらかを書くのだけれど

 

それら「政党名」と「候補者名」の
ぜーんぶを足して、

 

その党の得票数としてカウントします。

 

そして、ドント式という計算方法を用いて
当選者を決めていきます。

(ドント式については後で述べます)

 

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なぜ比例代表制なのか

おそらく政治家に都合が良いのでしょう。

一応、次に述べるメリットがあるため
比例代表制を用いていると思われます。

比例代表制のメリット

・社会の各集団の意思を得票数を通じてほぼ正確に
議会の獲得議席(議席配分)に反映できる

・死票を最小限に抑制することができる
・新たな政党の出現が比較的容易である

出典:ウィキペディア

 

社会の意見を正確に反省させるためというのが
目的のようです。

 

『比例代表制のデメリット』

・小党分立(群小政党)を生じやすい
・政権の構成が単独政権ではなく連立政権となる可能性が高い
・議会の意思決定に時間がかかる傾向が強まる
・政党の幹部に権力が集中しやすくなる
・特に名簿式では議員と選挙人との間に政党が介在することから議員と選挙民の関係が希薄になり親密さを欠く(選挙の直接性の問題)
・選挙手続や当選決定手続など技術的に他の制度に比べ複雑である
出典:ウィキペディア

 

比例当選を狙った大衆迎合主義の政党ができやすいでしょうね。

 

比例代表制のメリットとデメリットを並べて見ましたが
現在はデメリットのほうが多いような気がしますね。

物事が決まらないし、速度も遅くなる。

民主主義の悪い部分が凝縮した感があります。

 

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比例代表制の当選を確定する方法とは

当選者の確定方法はドント式と呼ばれる
計算方式で決定します。

ドント式とは

ドント方式とは、各政党の総得票数を
それぞれ1、2、3、4…と自然数で割っていき、

割った得票数(商)の多い順に議席を配分する方法。

衆院選や参院選の比例区で使われている。

ドント式の具体例

当選者数が10人のドント方式による比例選挙があり、
A、B、Cの3党が立候補したとします。

そして選挙での得票数は、

A党が7200
B党が5040
C党が3960

だったとします。

 

では表1を参照してください。


出典:https://style.nikkei.com/article/DGXNASFK12036_T10C12A9000000/

 

当選者数は10人なので、表の中の
大きい方の数字から10個を選び出す。

青で囲んだ部分で、

Aから5名、
Bから3名、
Cから2名

当選したことになります。

 

わかりますでしょうか?

 

具体例ではABCの3党が、10人の枠を
競い合ってますね。

政党全体の得票数がカギになってくるので
諸派で有名な人が当選しなかったり、

まさかと思う人が当選したりします。

れいわ新選組の山本太郎などは
45万票も得票しておきながら
落選しています。

山田太郎以外の候補者の得票が伸び悩み、
また特定枠を設けていたせいで落選となりました。

 

比例代表制の議員数は?

2019年現在では、公職選挙法4条により、衆議院は465人(小選挙区289人・比例代表176人)、参議院は248人(大選挙区148人・比例代表100人)と規定されている。
出典:ウィキペディア

 

衆院で176人、参院で100人の枠を競い合うわけですね。

今回のことで色々問題があるから
見直しをかけたほうが良いのではと
思います。

 

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比例代表制 参議院と衆議院の違い

比例代表制において衆院選と参院選では
どのような違いがあるのか。

結論を言うと、

当選者を各政党がすでに届けていた
名簿の順位に当選させるのか

もしくは、届けた名簿の順位はつけず
各政党で決めるかの違い。

もっと詳しく述べると

比例代表制 衆院選では

ドント式で当選者を確定し、割り振られた議席に応じ、
各党が作成した名簿の上位から当選者が決定する。

小選挙区と比例代表を同時に載せることができる。
(重複立候補)

小選挙区で落選しても比例代表選で「敗者復活」
できる仕組みになっている。

当落の決め方は、まず小選挙区で落選した人が対象になる。
同一順位に複数候補が残った場合は、

それぞれの小選挙区での惜敗率(せきはいりつ)が高い順に当選する。

惜敗率の具体例

惜敗率とは、候補者の得票数を同一選挙区で
最多得票選者の得票数で割ったもの

例えばA党からB太郎とC太郎が立候補して落選したとする。

B太郎は10票を獲得し、その小選挙区の
最多得票数が1000票だとする。

C太郎は5票獲得し、その小選挙区の
最多得票数が100票だとする。

10÷1000=0.01
5÷100=0.05

で、C太郎が当選する。

比例代表制 参院選では

参院選比例代表は、届け出時に
各政党が候補者に順位を付けない

「非拘束名簿式」で行われ、

有権者は政党名、候補者名のどちらでも投票できる。

政党名票と候補者名票を足した党の
総得票数に応じて、

ドント式で各党に議席が配分され、
各党で候補者名票の多い順に当選が決まる。

このため、各党の獲得議席数が決まってから
誰が当選するか分かるまでにタイムラグがある。

 

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比例代表制の特定枠とは

2019年7月の参院選で
初めて導入される「特定枠」とは

特定枠は、比例代表で、政党が当選者の優先順位を
あらかじめ決めることができる制度。

特手枠の候補は、個人の得票に関係なく、
名簿の順に当選が決まる。

特定枠の候補者名が書かれた票は、
政党の得票として有効となる。

出典:https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5d349770e4b004b6adb160bc

 

なぜ特定枠が導入されたかと言うと
「合区」制度が背景にあります。

人口に対する一票の格差を是正させるため

「鳥取県と島根県」「徳島県と高知県」が合区となり、
どちらかの県からしか候補を擁立できなくなりました。

「特定枠」を設けることで、片方の県からも
確実に議員を出すという狙いがあったのでしょう。

特定枠の制限

特定枠の候補者は、他の候補者とは違って
大きな制限があります。

個人としての選挙活動は認められていないので、
選挙事務所や選挙カーは持てません。
また、ポスターの掲示も禁止されています。

 

 

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