老眼鏡をいつからすればいいか迷っているなら40代からがおすすめ

 

『おっさんフォース』生活記事担当、ライフみつーです。

『目の愛護デー』をご存知ですか?
10月10日のことなのですが、

1947年に制定されました。

この時期になると、全国各地で目に関するイベント。
とりわけメガネに関するイベントが開催されます。

最近はミドルエイジの人口に対する割合が多くなり、
各メーカーも「老眼」についての商品に注力しています。

私もちょうど40代なので、老眼が始まっています。
近くが見にくいんです。(^_^;)

それで、「老眼鏡」というワードが頭に浮かんでくるのですが、
老眼鏡ってちょっと抵抗ありますよね。

「なにが?」って聞かれると、
詳しくは言えませんが、

なんとなく・・・。

です。

しかし、専門家が言うには
「老眼は40代がらしたほうがいい」

というのです。

その理由は何なのか、
また、するとしたら、どんなものを選べばいいのか。

いろいろ調べてみました。

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そもそも老眼とは

 

歳を重ねれば誰もが直面する目の悩み。

『老眼』

そもそも『老眼』とは何なのか。

 

人間の目はカメラのレンズの役割を果たしている水晶体を
毛様体筋という筋肉で引っ張っています。

 

しかし、加齢による毛様体筋の衰えにより、
その調節能力が弱まり、

ピンとを合わせづらくなる状態を
『老眼』と呼びます。

 

一般的に老眼は「近くが見えない」
というのが代表的な症状ですが、

そのほかにも、

手元から遠くへ視線を移した際に
「はっきり見えるまで時間がかかる」
なども老眼の症状といえます。

 

その調節能力の低下は早ければ20代から始まり
40代から自覚症状が現れ、

50代ではほとんどの人が老眼を自覚します。

 

しかも、一度老眼が始まれば治ることはありません。

 

その対応策として有効なのが老眼鏡なのです。

 

ただ、需要が多い反面、老眼鏡に対するイメージは
ネガティブなものが少なくありません。

 

しかし、最近は累進屈折力レンズの進歩が目覚ましく、
ひと目では『老眼鏡』とはわからないものが出てきています。

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老眼鏡のレンズの種類

 

まず、お伝えしておきたいのが、

100円ショップや格安メガネ店で販売されている
既製品は、左右同じ度数の場合が多く、

 

度が合わないメガネを掛けていると、
目が疲れやすくなります。

 

既製品ではなく、自分にあった老眼鏡を
作るのがベストです。

『単焦点レンズ』と『二重焦点レンズ』

老眼鏡は、大きく分けて
「単焦点レンズ」と「多焦点レンズ」
の2つの種類があります。

ピントの合う距離が一定なのが、

「単焦点レンズ」

複数の距離にピントを合わせられるのが

「多焦点レンズ」

 

単焦点レンズ

単焦点レンズはピントの距離が一定なので、
ある特定の作業をする場合に使用します。

読書用として目から40cm程度の距離に
ピントをあわせる「リーディンググラス」などが一般的です。

「合わせた距離以外は見えづらいため、
読書用やパソコン用(60~80cm程度)など、
さまざまなシーンで使う場合は複数の老眼鏡が必要になります」

 

多焦点レンズ

一方、多焦点レンズは
複数の距離を1つのレンズで見ることが出来ます。

焦点距離の異なる2つのレンズを繋ぎ合わせているため
「二重焦点レンズ」とも呼ばれています。

これはレンズの上部が遠距離用、
下部が近距離用という構造になっており、

中央にその境界線が入るため、
ひと目で老眼鏡とわかり

「ダサい」と敬遠されがちな
老眼鏡がこのタイプです。

その問題を解消して、現在主流となっているのが
前述した「累進屈折力レンズ」です。

レンズ中央に線が入っていないため、
見た目は普通のレンズと変わらず、

一見では老眼鏡とは分かりません。

 

普通のメガネと変わらないデザインで
おしゃれな老眼鏡が手軽に作れるようになっています。

 

老眼鏡を40代からする理由

 

「老眼鏡をかけると、さらに目が悪くなるのでは」
「デザインが古臭く、野暮ったくてダサい」

 

しかし、そのような思い込みこそが
老眼を悪化させる原因のです。

 

「老眼鏡をかけることで老眼が進行する」
ということはありません。

 

老眼鏡をかけ始める時期が、老眼と進行する時期と
重なるだけです。

 

目に関することで我慢してしまうと、
眼精疲労になります。

 

眼精疲労が酷くなれば、目の奥が痛んだり、
ドライアイになったりとさまざまな問題が生じて、
目の状態を悪化させる可能性もあります。

 

ただ、先程も述べたように、
老眼鏡にはネガティブなイメージもあります。

そこで、前述した『累進屈折力レンズ』の登場です。

 

累進屈折力レンズ

レンズの位置によって屈折力(度数)が変化する
累進屈折力レンズは

「遠近両用」「中近両用」「近々両用」

の3つに分かれ、複数の距離を
1つのメガネで見えるようにしたものです。

例えば

『遠近両用メガネ』ならば

上部に「遠用部」、
下部に「近用部」が備えられ、

中間部分から緩やかに
度数が変化してゆく。

上8割が遠く、残りの2割が
近くを見るためのメガネです。

「中近両用メガネ」は遠くが6割で近くが4割です。

つまり、1つのメガネで複数の距離が見えると言っても、
その割合はメガネによって異なります。

【40代なら慣れやすい】

複数の距離にピントをあわせられ、
見た目もおしゃれな累進屈折力レンズを用いた
最新の老眼鏡。

これまで「老眼鏡はちょっと・・・」

と手をこまねいていた人にとっては
朗報ではないでしょうか。

しかし、残念ながら、”弱点”も存在します。

例えば「遠近両用メガネ」をつかっている場合、

遠くから近くに視点を移す際、
ゆがみが気になって気持ち悪くなってしまうんです。

 

この『ゆがみ』を生み出している正体は、
遠用と近用の度数の差を示す

「加入度数」

 

この数値が大きいほど、視点を急に変えたときに
歪みは生じやすくなります。

 

初めて累進屈折力レンズを使う人は
加入度数+2D(Dは屈折力の単位)以上だと
なれるまで時間がかかってしまいます。

 

これが、まだ老眼の度合いがそれほど
大きくない40代から使い始めると、
歪みが小さいため、慣れやすくなります。

 

多焦点レンズは、
「遠くを見るときは上目遣い」、
「近くを見るときは目線を下げる」

こんな習慣が必要になりますが、
年齢が若いほど習得し易いです。

40代はちょうど使い始めに
ベストなタイミングといえます。

 

また、レンズの縦の長さを32mm以上にすると、
歪みは少なく慣れやすくなります。

 

遠用部から近用部までの距離が長くなり、
度数の変化の割合が緩やかになるからです。

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老眼鏡の選び方【シチュエーション別】

1.『遠近両用メガネ』

自転車で近くのスーパーまで買い物に行く際に使用。
自転車を安全に乗ることができ、さらに商品を選ぶ際に
値札の小さな文字を無理なくみたい

「買い物やお子様のお迎えなど、外出が多い人には
「遠近両用」が適して居ます。

目線を少し傾ければ
値札などの数字もはっきりと見えます。

遠近用は基本的に遠くを見るためのもので、
広い視野を保てる一方で、

瞬時に手元の細かい部分も確認することが可能なので、
車の運転をする方にも推奨します。

 

2.『中近両用メガネ』

昼間は掃除や洗濯、夕方は夕飯の準備など
家事が忙しいが、家事の合間にテレビも見たい。

室内で手元がよく見えて、
少し離れたテレビも楽しみたいのであれば
「中近両用メガネ」がおすすめ

中近両用メガネはメガネをかけたまま
室内で生活するのに適し、

室内全体を見渡すことが出来ます。

 

3.『中近両用メガネ』

ママ友との付き合いが多く、
頻繁にファミレスを利用する。

メニューなどの文字がはっきり見えて
ドリンクバーやサラダバーに行くときにも
困らないメガネがほしい。

これも室内全体と手元の両方をよく見たいということなので、
「中近両用メガネ」がおすすめです。

「ママ友の前では、おしゃれなままでいたい」
という人には、

メニューを見るときだけ
「リーディンググラス」という手もあります。

4.『遠近両用メガネ』

好きなアーティストのライブに行って、
ステージの様子を堪能しながら、
手元のパンフも見たい。

ライブでは室内で行うことが多いですが
「中近」だと心もとない。

ライブはどんなに良い席でも
ステージはかなり遠い位置にあることが多いので、
「遠近両用」を推奨します。

 

5.『近々両用メガネ』

パソコンでネットショッピング、
スマホでネットサーフィンから漫画を読むなど、
室内で趣味を楽しみたい。

手元だけならリーディンググラスで事足りると
考えられがちですが、

リーディンググラスは40cm程度の距離しか
ピントが合わない。

 

スマホを見る際には、手元からの距離が
より短い20~30cmとなるため
視界が悪くなります。

「2つの近い距離に合わせた近近両用メガネ」が
良いでしょう。

2つの距離に合わせた単焦点レンズをそれぞれに
作るという選択もありますが、

場所も取りますし、経済的な負担もあるので、
「近近両用メガネ」がいいと思います。

老眼鏡を作る際には眼科検診がおすすめ

『老眼』には白内障、緑内障、スマホ老眼などの
別の疾患が隠れているケースも少なくないため、

最初は、まず眼科で正確な診察を受けたほうが良いでしょう。

眼科なんて、健康だとなかなか行く機会も
無いと思いますので、

これをきっかけに行ってみてはいかがでしょうか。

しかし、レンズやフレームなどの専門的なアドバイスは、
メガネ店の方が親切丁寧でわかりやすいと思います。

メガネ店の良し悪しを見分ける目安

メガネ店の良し悪しを見極める際に、
一つの目安になるのが、

『認定眼鏡士』

これは公益社団法人日本メガネ技術者協会の
資格なのですが、

現在7000人が認定されており、
ホームページ上で、お住いの近くの認定眼鏡士を
検索することも出来ます。

⇒http://megane-joa.or.jp/sp/roster/

認定眼鏡士が在籍しているお店なら
他のお店とくらべても安心できるでしょう。

 

さらに、「自分も40代から老眼なんです」
という店員なら、

こちらの悩みを理解して、
経験に基づいた提案をしてもらい易いでしょう。

 

まとめ

1.外出が多い人は
『遠近両用メガネ』

2.室内にいる割合が多い人は
『中近両用メガネ』

3.パソコン、本、スマホなど
20~80cmの近くを重点的に見る人は

『近近両用メガネ』

とうことですね。

私は車の運転もするので、
『遠近両用メガネ』を作ろうかな、
なんて思ってます。

メガネ店に行くと、実際に屈折力レンズを
体験できたりするので、

新しいフレームが欲しくなった時にでも
見せてもらおうかな。

ちなみに、『老眼鏡』のレンズの寿命は
約2年ほどです。

あと、フレームの歪みもちょくちょく
見てもらったほうがいいですよ。

ちょっとの歪みで、「えらく見えづらい」
なんてこともありましたし。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました!

 

それと、目を内側から健康にしたい人は
このサプリメントがおすすめです。

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