インド人口は世界一?急成長した理由と弱点を簡単に解説

中国経済が減速し、次に求められる成長の原動力は
インドが最有力です。

IMFの2018年予測で最も高成長する主要経済国は
インドだと言われています。

ウォールマートもインド企業を最高額で買収したりと
2018年の成長予測は中国より高い7.4%です。

インドが急成長した原動力って、いったい何でしょう?

『インドの人口は世界一?』

2019年現在の人口では中華人民共和国が世界一位です。
その数、1,398,582,297

およそ14億人です。

では、インドの人口はどうでしょう。

2019年のインド人口は1,373,605,068

これもおよそ14億人ですね。

 

中国とインドの人口の差は

1,398,582,297ー1,373,605,068=24977229

 

だいたい2500万人ぐらいです。

インドの人口が毎年2500万人ぐらい増えているそうなので
中国の増加分を考えても、あと5年ぐらいで追い付きそうですね。

だいたい、2024年ごろにはそうなると言われています。

 

インドは未来の世界一の人口大国となるでしょう。

では、3位以下の人口はどうでしょう。
現在の世界人口のランキングを見てみましょう。

世界の人口ランキング

外務省のホームページから引用します。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/jinko_o.html

人口の多い国

順位  国名          人口
1   中華人民共和国(中国) 13億8639万
2   インド         13億3918万
3   アメリカ合衆国(米国) 3億2571万
4   インドネシア      2億6399万
5   ブラジル        2億928万
6   パキスタン       1億9701万
7   ナイジェリア      1億9088万
8   バングラデシュ     1億6466万
9   ロシア         1億4449万
10  メキシコ         1億2916万
11  日本           1億2678万

 

3位がアメリカなのですが、中国やインドの14億人クラスとはずいぶん離れていますね。

”人口は力(ちから)”という言葉もありますが、多すぎる人口を
どうやって食べさせるかという課題があります。

インドの人口が多い理由は?

インドの人口が多い理由は

・社会的インフラが整って寿命が伸び、新生児の死亡率が減少した
・貧しいほど子供は”労働資産”になるから

 

順番にみてみましょう。

インドのインフラが整ってきた

インドの人口が増え続けていくのはなぜでしょう。

それは、衛生環境や医療環境などの社会的なインフラが
整備されてきた事が原因にあります。

 

それにより平均寿命が伸びるとともに、
新生児の死亡率も減少していきます。

 

結果的にインドは人口増が促されることになるのです。

 

では、なぜインフラが整ってきたのでしょう?

 

インドのインフラが整ってきた理由とは

インドのインフラが整ってきた理由は、外国からの投資が
理由の一つと言われています。

 

インドは世界最大クラスの人口を抱えながら
民主主義国家です。

つまり、世界最大人口の民主主義国家です。

それでいて、若年生産年齢人口が多いので
働き盛り&低賃金という、海外から見ると

とてつもない魅力を持った国なのです。

 

民主主義国家と生産年齢人口の多さから
ここでビジネスをしたいと思う投資家は
とても多いです。

加えて、もともとイギリスの植民地だったため
基本的に英語が使えます。

(そう考えると、めちゃくちゃ魅力的ですね)

 

なので、インドで工場や商業施設を作ると
必然的に社会インフラも向上していくわけです。

 

貧しいほど子供は労働資産になる

かつて日本もそうでしたが、貧しい家庭は子供が労働力でした。
火事や仕事の手伝い。畑仕事をしたり、丁稚奉公をさせたり。
(インドでは”物乞い”も十分な仕事になります)

 

子供を産めば生むほど労働資産を増やしていることになります。
なので、国民のほとんどが貧しい国ほど子だくさんになる傾向にあります。

 

ただし、みんなの生活水準が向上していくと、
いつしか子供は負債になります。

より多くのお金を得るためには高い教育が必要になり、
労働力であり資産であった子供は、みなの生活水準向上にともない、
教育にお金がかかるようになります。

 

それで日本は負債となる子供を持たない家庭が増えていきました。

結果、日本は人口減になっていくのですが、
インドはまだまだ人口が増加していくでしょう。

2030年までには世界一の人口大国になります。

インドの人口増加の推移

インドの人口増加の推移を見てみましょう。

 

出典:https://www.populationpyramid.net/

上の図を見てみると、若年層がとても多く、高齢者が少ないですね。
生産年齢人口が非生産年齢人口を大きく上回っています。

インドはこれから成長が期待できる国ですね。

 

 

ちなみに中国は・・・・

出典:https://www.populationpyramid.net/

若年層が少なく、生産年齢人口がすくないですね。
高齢化が進み、これから減速していくのが見えてきます。

 

 

では、日本はどうでしょう・・・・

出典:https://www.populationpyramid.net/

 

うわ!見ただけでやばいって思いますよね!

これから日本はどんどん人口が減っていきます。
どこかで逆転してほしいのですが、

どうなるんでしょうか。

インドの人口が増えるにつれておきる問題とは

先ほども、少しだけ述べましたが、人口が増えると
起きる問題があります。

増えた国民をどうやって養っていくのか?

 

人口が増えた国は、この問題から避けて通れません。

さて、インドはどうやって行くのか。。

 

 

当然、経済成長させるしかありません。

 

そして、インドには、そのパワーがちゃんと備わっています。

 

インドが高成長した理由

インドの人口はじんこうは 14億人で世界2位です
そして現在も急増しており、2024年頃には中国を上回る勢いです。

また若年人口大国でもあります。

インドが享受する人口ボーナス

人口ボーナスとは、

”生産年齢人口”が”非生産年齢人口”より多いと
生じる効果です。

インドの生産年齢人口は2050年には
10億人を突破します。

高齢化がすすむアジアで、インドの年齢中央値は
まだ27.3歳の若さです。

いぽう中国は37,6歳 日本は47.1歳です。

 

モディ首相の就任で海外投資が増えた

インドのモディ首相が就任した2014年以降
誘致した外国直接投資は大幅に伸びています。

 

また強力な改革政策によるビジネス環境改善が
海外で評価されました。

 

世界銀行もその努力を認め、ビジネス環境ランキングで
インドを130位から100位に引き上げました。

まぁ、まだ100位なので、
インドの成長はまだ有望レベルです。

 

ただ、

2014年~2016年は中国を追い抜く高成長でしたが
2017年には政策の失敗により投資が減少してきています。

また、輸出額も減少しました。

政策の失敗は大きく2つ

高額紙幣の廃止

2016年11月 500ルピー札と1000冊ルピー札を廃止しました。

これはインド国内を非常に揺るがしました。

なぜなら、通貨の86%が使えなくなったからです。

 

新しい税制度の導入

さらに追い打ちをかけるように
物品サービス税が2017年7月に導入されました。

 

2016年の高額紙幣廃止から、企業が回復する前に
新しい税制が消費を圧迫し、インド経済を混乱させました。

 

以上の理由かた海外投資が減少し、インド経済も混乱。
輸出額も下がってしまいました。

 

あと、海外企業が望む中産階級も少なく
格差社会が問題でもあります。

ちなみに、インドの中産階級は
インド人口の1%ぐらいです。

とはいえ、14億の1%なので1400万人です。

頑張ってそのパーセントを上げていければ
とても魅力的ですよね。

 

うーん、でもインドの経済はまだまだ不安定ですね。

 

ちなみに、インドのカースト制が経済の足を引っ張っているかと
思われるかもしれませんが、

私は大したことないと思います。

カーストの身分により、仕事内容が決められるのですが、
IT産業に見られる新しい仕事はカーストの枠外なので

一番低い身分の人でも億万長者になれたりします。

カースト制の詳しいことは別記事にしています。

こちらも参照してください。

 

インド経済の弱点

インドはパキスタンと揉めています。

「印パ戦争」と言われる戦争です。

お互い核保有国なので、めっちゃ怖いのですが、
インド経済に関しては、

そういった安全保障面が弱点とは言えません。

 

インド経済の弱点は「ルピー安」です。

 

自国の通貨が安いのが弱点です。

 

自国通貨が安いとガソリン価格が
大きく変動します。

 

そうなると、国内流通の変動も大きくなり
経済に悪影響です。

 

自国の通貨を強くするには、
インドでしか買えないモノを作り出すしかありません。

 

例えば日本だと、日本でしか作れないものって
まぁまぁたくさん有るじゃないですか。

 

電子部品だったり、日本酒とかの食品だったり
包丁だったり、車だったり、アニメとかなどなど。

 

”メイドインジャパン”と言えるものが
たくさんありますよね。

 

それを買おうと思ったら日本円が必要になってきます。

 

だから日本円は世界から必要とされるので
最強クラスのパワーが有るわけです。

 

ところがインドはどうでしょう。

 

世界から工場は誘致できますが、
”メイドイン・インド”

と呼ばれるような、世界中から必要と
されるものがあるでしょうか?

 

それがあれば良いんですが、
思いつきません。

 

モディ首相は、そのこともきちんと
分かっているので、

”メイドイン・インド”政策を掲げているのですが、
まだまだ道は遠いみたいですね。

ネットの声

 

 

まとめ

・インドはまもなく世界最大人口の民主主義国家になる
・インドの人口は若年層が多い有望な人口
・インド経済はまだまだ発展途上

 

インドはかつて先進国が通った道を
たどっていますので、未来が予測しやすいですね。

それが魅力ではあるのですが、
日本にすむ我々はどうすべきでしょうか。

 

少子高齢化を迎える我々の、知恵の見せ所でしょうか。

 

インドのカースト制をわかりやすく簡単に解説します。

2018年3月23日

バングラディッシュには、なぜ奇形児や奇病が多いのか

2017年5月2日

 

 

 

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