TikTokやX(旧Twitter)で拡散された、いわゆる「公開説教動画」をきっかけに、一気に注目を集めたゾススクール(ZOSS School)。
動画では、若い受講生が大勢の前で厳しい言葉を浴びせられる様子が映っており、「これはパワハラではないか」「洗脳に近いのでは」といった批判が噴出しました。一方で、当事者である学生本人や現役生からは「本気で向き合ってくれる指導」「感謝しかない」といった真逆の声も上がり、ネット上では大きな議論を呼んでいます。
この記事では、
- ゾススクールとは何をしている会社(スクール)なのか
- ゾススクールの評判や口コミの実態
- パワハラ疑惑と炎上の背景
- ゾス山本(山本康二)と皆藤康治の経歴
について、感情論をできるだけ排し、事実ベースで整理していきます。
ゾススクール(ZOSS School)とは何の会社?何をしている?
ゾススクールは、10〜20代の若者を主な対象としたビジネススクールです。最大の特徴は、一般的な「座学中心のスクール」ではなく、営業を中心とした超実践型の教育を掲げている点にあります。
ゾススクールの基本コンセプト
公式に掲げられているテーマは「稼ぐを学ぶ」。
学歴や経歴よりも「挑戦したい意思」を重視し、将来的に
- 営業力の高いビジネスパーソン
- 起業志向の若者
- フリーランスとして稼げる人材
を育てることを目的としています。
具体的に何をしているのか
ゾススクールのカリキュラムは、主に次の3つで構成されています。
- 営業実践
実際の営業現場に出て、顧客対応や提案を行う。 - ビジネス座学
マーケティング、ファイナンス、思考法などの基礎を学ぶ。 - キャリア支援
実績を可視化し、就職や次のキャリアにつなげる仕組み。
無料で参加できる点も特徴で、その代わり「結果」「行動」「姿勢」に対する要求水準はかなり高いと言われています。
ゾススクールの評判・口コミはどうなのか
ゾススクールの評判は、一言で言えば極端に二極化しています。
良い評判・肯定的な口コミ
肯定的な意見として多いのは、次のような声です。
- 営業力が短期間で鍛えられる
- メンタルが強くなる
- 普通の学生生活では得られない経験ができる
「社会に出る前に、厳しい環境を体験できたのは大きい」「ぬるい環境よりよほど成長できる」という評価も少なくありません。
悪い評判・否定的な口コミ
一方、否定的な声もはっきりしています。
- 指導がスパルタすぎる
- 公開説教が人格否定に見える
- 合わない人には精神的負担が大きい
特にSNSで拡散された動画を見て、「これは教育ではなくパワハラでは?」と感じた人が多かったのも事実です。
なぜ評価がここまで割れるのか
評価が割れる最大の理由は、
- 自主参加型のスクールであること
- 成果主義・競争的な文化
にあります。
「覚悟を持って飛び込む人」にとっては成長の場になり得ますが、「安心できる教育環境」を求める人にとっては、強い違和感を覚える可能性が高いと言えるでしょう。
zoss school パワハラ騒動とは何があったのか
ゾス系テレアポ会社でインターンの大学生がパワハラをうけるpic.twitter.com/Y3MX2v8RFj
— あんみ (@urakachan12) February 10, 2026
注目を集めるきっかけとなったのが、いわゆる「公開説教動画」です。
炎上した動画の内容
動画では、営業目標を達成できなかった学生が、指導者から
- 「いてもいなくても変わらない」
- 「クビじゃね?」
といった言葉を浴びせられ、周囲の学生に同意を求められる場面が映っていました。
専門家・世論の反応
パワハラの専門家からは、
- 優越的な立場を背景にしている
- 精神的苦痛を与えている
- 業務の適正範囲を超えている
という理由から「パワハラの要件を満たす」という指摘も出ています。
ネット上でも、「マネジメント側の問題」「教育と称した人格攻撃ではないか」という声が多く見られました。
当事者である学生の反応
一方で、動画で叱責されていた学生本人はSNSで
「怒られた原因は自分にある」「ここまで言ってくれるのはありがたい」
と投稿し、感謝の意を示しています。この姿勢に対し、「メンタルが強すぎる」「普通はできない対応」と驚きの声も上がりました。
ゾス山本(山本康二)とは何者?
ゾススクールを語る上で欠かせない人物が、通称「ゾス山本」こと山本康二です。
山本康二の経歴
山本康二は、通信業界大手・光通信出身の元トップ営業マンとして知られています。
- 若くして営業成績で頭角を現す
- 20代で取締役に就任
- 大規模な営業組織を統括
その後独立し、グローバルパートナーズを設立。営業力を核としたビジネスと人材育成に力を入れてきました。
ゾススクールでの立ち位置
ゾス山本は、現場に立つというよりも、
- 思想・哲学の発信者
- スパルタ営業文化の象徴
という位置づけに近い存在です。「ゾス!」という独特の掛け声や、気合と根性を重視するスタイルは、強い支持と反発の両方を集めています。
皆藤康治とは何者?
ゾススクールの運営を実務面で支えているのが、皆藤康治です。
皆藤康治の経歴
皆藤康治は、学歴に頼らず営業の世界でキャリアを築いてきた人物です。
- 大学中退後、営業職へ
- 光通信で経験を積む
- グローバルパートナーズに参画
挫折や失敗を重ねながら、現場で結果を出してきたタイプと言われています。
ゾススクールでの役割
皆藤康治は、
- スクール運営の中心人物
- 現場指導・マネジメント担当
という立場にあり、今回の炎上騒動でも対応に追われました。謝罪と再発防止を表明する一方、スクールの方針そのものは大きく変えない姿勢も見せています。
ゾススクールは怪しい?向いている人・向かない人
ここまでを踏まえると、ゾススクールは決して「万人向け」の場所ではありません。
向いている人
- 厳しい環境でも折れない人
- 営業・起業志向が強い人
- 自分の未熟さを直視できる人
向いていない人
- 精神的安全性を重視する人
- 公開評価や競争が苦手な人
- 優しい指導を求める人
まとめ|ゾススクールの評判は「覚悟次第」
ゾススクールは、
- 本気で成長したい若者にとっては強烈な成長環境
- 価値観が合わない人にとっては過酷すぎる場所
という、非常に尖ったスクールです。
パワハラか教育か、その評価は見る立場によって大きく変わります。ただ一つ言えるのは、事前に実態を理解せずに入ると後悔する可能性が高いということ。
参加を検討する場合は、炎上動画や評判だけでなく、「自分はこの環境に身を置きたいのか」を冷静に考えることが何より重要でしょう。
