毎年、初夏になるとこの虫の注意喚起がやってきます。
この注意喚起を聞くと「ああ、夏が近づいてきたな」
なーんて悠長に思ってしまいますが、
一応、毒をもった虫なので注意しましょう。
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『赤いクワガタの名前はヒラズゲンセイ』
名前は”ヒラズゲンセイ”です。
クワガタのような大きな顎を持っていますが、
クワガタではなくツチハンミョウの仲間です。
まるで米津玄師みたいな名前ですね。
高知県でよく見られる昆虫のようです。
かつては”トサヒラズゲンセイ”と呼称されたこともあり、
高知県を代表するコウチュウ目ツチハンミョウ科昆虫の1種で、
高知県では準絶滅危惧種に指定されています。
出典:http://www.cc.kochi-u.ac.jp/~arakawar/gensei/index.html
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『ヒラズゲンセイの生態』
学校にヒラズゲンセイおったwwwwww唐辛子みたいな匂いするwww名前米津玄師やんwww pic.twitter.com/KJFTgTmwg5
— ジミー (@jimmy_hade_) 2019年7月8日
ヒラズゲンセイはツチハンミョウ科の甲虫で,
真っ赤で鮮やかな色彩が特徴の大型甲虫です.
ツチハンミョウの一種で体長約2、3センチ。
真っ赤な体とクワガタのような大あごが特徴で、
5中旬~7月中旬に成虫になる。
完全にはヒラズゲンセイの
一生は分かっていません。
体液が有毒で、皮膚につくとかぶれや
水ぶくれを引き起こすことがある。
ほんのり唐辛子の匂いがするそうです。
クマバチに寄生し、クマバチが好むサクラや
巣を作る古い木造家屋など、
多様な場所で見られるという。
クマバチに寄生すると言われていますが、
実際には労働寄生といわれるもので、
巣に寄生して、クマバチの餌である
花の蜜や花粉団子を食べているようです。
ただ成虫になると何も食べないようです。
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『ヒラズゲンセイの生息地』
分布:本州(近畿南部),四国(高知,徳島),九州,南西諸島,台湾,フィリピン,ベトナム,タイ,ビルマ,マレーシア,イン ドネシア.
今の所、近畿圏での発見が主ですが、
クマバチは本州や北海道にもいますので
今後、拡大するかもしれませんね。
過去に近畿圏で発見された情報がありましたので
貼ってきます。
『ヒラズゲンセイはどの程度危険?』
ヒラズゲンセイは危険だと注意喚起していますが
実際にどの程度危険なのか調べてみると
手で触るぐらいには大丈夫です。
肌の柔らかいところにふれると
水ぶくれになるみたいですね。
毒の名前としては「カンタリジン」で
肘などの柔らかい部分につくと
かぶれるようです。
体液にはカンタリジンが含まれ,かぶれや水ぶくれの原因になる衛生害虫でもある.
まぁ、食べなければ大丈夫みたいですね。
でも触りたくないですね。
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まとめ
意外と寿命は短いみたいですね。
成虫になる時期が5~7月までなので
しばらくするといなくなるでしょう。
見つけても口に入れなければ大丈夫
みたいですが、
体液が付いた手を間違って口に入れてしまうと
大変なので、やっぱり触らないほうが良さそうです。
性格はおとなしいようなので、
何もしなければどうってことはないでしょう。
過度な心配は無用のようです。
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