赤いクワガタみたいな虫の名前はヒラズゲンセイ!生態と危険度について調べた

毎年、初夏になるとこの虫の注意喚起がやってきます。

この注意喚起を聞くと「ああ、夏が近づいてきたな」
なーんて悠長に思ってしまいますが、

一応、毒をもった虫なので注意しましょう。

 

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『赤いクワガタの名前はヒラズゲンセイ』

名前は”ヒラズゲンセイ”です。

クワガタのような大きな顎を持っていますが、
クワガタではなくツチハンミョウの仲間です。

まるで米津玄師みたいな名前ですね。

高知県でよく見られる昆虫のようです。

かつては”トサヒラズゲンセイ”と呼称されたこともあり、
高知県を代表するコウチュウ目ツチハンミョウ科昆虫の1種で、
高知県では準絶滅危惧種に指定されています。

出典:http://www.cc.kochi-u.ac.jp/~arakawar/gensei/index.html

 

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『ヒラズゲンセイの生態』

ヒラズゲンセイはツチハンミョウ科の甲虫で,
真っ赤で鮮やかな色彩が特徴の大型甲虫です.

ツチハンミョウの一種で体長約2、3センチ。

真っ赤な体とクワガタのような大あごが特徴で、
5中旬~7月中旬に成虫になる。

完全にはヒラズゲンセイの
一生は分かっていません。

 

体液が有毒で、皮膚につくとかぶれや
水ぶくれを引き起こすことがある。

ほんのり唐辛子の匂いがするそうです。

 

クマバチに寄生し、クマバチが好むサクラや
巣を作る古い木造家屋など、

多様な場所で見られるという。

 

 

クマバチに寄生すると言われていますが、
実際には労働寄生といわれるもので、

 

巣に寄生して、クマバチの餌である
花の蜜や花粉団子を食べているようです。

 

ただ成虫になると何も食べないようです。

 

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『ヒラズゲンセイの生息地』

分布:本州(近畿南部),四国(高知,徳島),九州,南西諸島,台湾,フィリピン,ベトナム,タイ,ビルマ,マレーシア,イン ドネシア.

 

今の所、近畿圏での発見が主ですが、
クマバチは本州や北海道にもいますので

今後、拡大するかもしれませんね。

過去に近畿圏で発見された情報がありましたので
貼ってきます。

 

『ヒラズゲンセイはどの程度危険?』

ヒラズゲンセイは危険だと注意喚起していますが
実際にどの程度危険なのか調べてみると

手で触るぐらいには大丈夫です。
肌の柔らかいところにふれると

水ぶくれになるみたいですね。

毒の名前としては「カンタリジン」で
肘などの柔らかい部分につくと

かぶれるようです。

体液にはカンタリジンが含まれ,かぶれや水ぶくれの原因になる衛生害虫でもある. 

 

まぁ、食べなければ大丈夫みたいですね。

でも触りたくないですね。

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まとめ

意外と寿命は短いみたいですね。

成虫になる時期が5~7月までなので
しばらくするといなくなるでしょう。

見つけても口に入れなければ大丈夫
みたいですが、

体液が付いた手を間違って口に入れてしまうと
大変なので、やっぱり触らないほうが良さそうです。

 

性格はおとなしいようなので、
何もしなければどうってことはないでしょう。

 

過度な心配は無用のようです。

 

 

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