先日、台風で車が破損してしまい、新しく購入したのですが、
それにともなってＥＴＣカードのことで疑問が湧きました。
今持っているＥＴＣカードって、そのまま使えるのだろうか？
調べてみると、使えることが判明しました。ただ、疑問が残ります。
「車の情報ってどこに入っているのだろう？」
今までずっとカードに情報が入っていると思っていましたので、
車が変わると変更手続きがいるのかと思っていました。
しかし、そうではないというので、もっと深く調べてみました。
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車の情報はどこに入っている？
結論を言いますと、ＥＴＣ車載器に入っています。
てっきりカード側だとおもっていたのですが、
ETC車載器を装着する際に、車情報をセットアップしているんです。
ETC車載器は車検情報をセットアップしないと
使うことが出来ません。
じゃぁ、このETC車載器を自分で登録すれば本当は普通車なのに、
軽自動車で登録しちゃって料金を安くすることができるのかなぁ？
って思うじゃないですか。
実はできるんです！
ただし、ETC車載器のセットアップには
『道路システム高度化推進機構』という
難しい名前のところと契約する必要があり、
その費用が数百万円かかるそうなんです！
なので、高速道路料金を安くするために
そこと契約して自分でセットアップできるようになっても
一体、いつになったら元がとれるのか分かりません。
「なーんだ、残念」
って思うじゃないですか。
ところがですね、ネット通販だと事情が違うんです。
ＥＴＣ車載器をネット通販で購入した場合
「セットアップ込み」で購入すると、
車検情報などを販売店に郵送してセットアップしてもらいます。
その時に、普通車なのに軽自動車の車検証を送ったとしたら、
軽自動車でセットアップした車載器が出来上がってしまうんです！
その車載器を自分で取り付けると・・・。
普通車なのに軽自動車として高速道路を通過できてしまう？
なーんてことにはなりません。
(ごめんなさい)
実は料金所の方でもそういう不正の対策がされてますので、
やるだけ無意味だと思います。
驚かせてしまってごめんなさい^^;
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高速道路料金所はどうやって軽自動車と普通車を判別しているのか？
高速道路料金所が車種を判別する方法は２つ
・ナンバープレート
・車幅センサー
これらの判別方法に加えてETC車載器の情報を元に
総合的に判断して料金を決定しています。
・ナンバープレート
ナンバープレートには『分類番号』というものがあり
写真の例でみると②に当たる部分です。
この部分と③のひらがなとの組み合わせで
普通自動車か軽自動車かが分かります。
具体的にどの数字なのかなど詳細は
このサイトを参考にしてください。
http://www.aos.ne.jp/visitor/inspection/inspect_guide04.html
・車幅センサー
ETCのシステムが普及する前から高速道路では
車種判別が自動でされていました。
料金所に入る前には、必ず「踏み板センサー」と呼ばれる
幅３０ｃｍくらいのゴムシートがあります。
そのセンサーにタイヤが何本通過して、
どんな幅なのかを検知します。
例えば軽自動車なら幅1400ｍｍくらいで前2輪、後2輪が通過します。
またその重さからも軽自動車だと確認します。
幅1600ｍｍくらいで1トン前後なら普通車だと識別します。
二輪車だと前1輪、後1輪と言う具合です。
これら複数のデータを照合して総合的に
「これは軽自動車だな」とか「普通車だな」などと判定されます。
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軽自動車で白ナンバーを有人料金所で通ると？
最近は軽自動車でも白ナンバーを登録することが出来ました。
今までは軽自動車は黄色ナンバーだけだったから
すぐに軽自動車だと判別できましたが、
白ナンバーだと「軽自動車なのか、普通車なのか」
すこし迷ってしまいます。
もちろん、ナンバープレートの分類番号で
判別ができますから、
教育を受けた料金所の係員がチェックして
料金を収受するのですが、
さらに画像センサーでナンバープレートを検知して
自動で車種を判別しますので、
料金を間違うことは考え難いです。
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まとめ
ETCカードのことですが、心配しなくても
ちゃんと料金は正しく取られるみたいですね。
安心しました。
また、差額詐欺の対策もキチンとされてますので
悪いことを考える隙間もなくて安心です。^^
最後まで読んでくださり
ありがとうございました！
関連記事⇒ETC2.0のメリットとデメリットとは？
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