岐阜県大垣市にある大垣市民病院で、勤務する女性看護師が患者の臓器の写真をSNSに投稿していたことが報道され、大きな注目を集めています。手術室内で私用タブレットを無断で使用して撮影されたという点や、処分が「口頭での厳重注意」にとどまったことから、ネット上では疑問や批判の声も広がっています。
この記事では、
- 臓器写真を撮影した看護師は誰なのか
- SNSアカウントは特定されているのか
- なぜ実名や詳細が公表されていないのか
といった多くの人が気になっているポイントについて、現時点で判明している事実を整理して解説します。
大垣市民病院で何があった?【事件の概要】
今回の問題が発覚したのは、外部からの情報提供がきっかけでした。病院の調査により、勤務する女性看護師が私用のタブレット端末を無断で手術室に持ち込み、手術で摘出された患者の臓器を撮影し、SNSに投稿していたことが確認されました。
病院側の説明によると、写真には患者の氏名やIDなどの個人情報は含まれておらず、誰の臓器か特定できるものではなかったとされています。看護師本人は「勉強のため」「仲間に見てもらいたかった」と説明しているということです。
この行為について病院は「医療従事者として倫理上不適切」と判断し、当該看護師に対して口頭での厳重注意を行いました。また、今後は職員へのSNS利用に関する教育を強化するとしています。
臓器写真を撮影した看護師は誰?
結論:看護師の実名は公表されていない
結論から言うと、この臓器写真を撮影した看護師の実名や顔写真、年齢、所属部署などの詳しい個人情報は一切公表されていません。報道では一貫して「大垣市民病院に勤務する女性看護師」とのみ伝えられています。
なぜ「誰なのか」が明かされないのか
実名が公表されていない理由として、次のような点が考えられます。
- 刑事事件として立件されていない
- 病院内部の懲戒対応にとどまっている
- 個人のプライバシーや人権への配慮
一般的に、刑事責任が問われていない段階では、医療機関や報道機関が実名を公表しないケースは珍しくありません。今回も同様の判断がなされているとみられます。
SNSアカウントは特定されたのか?
結論:SNSアカウントは特定されていない
現時点で、看護師が使用していたSNSアカウントの名前やURL、投稿内容の詳細などは公表されておらず、公式に特定されたという事実も確認されていません。病院側もアカウント情報については明らかにしていません。
ネット上の「特定情報」は信頼できる?
一部のSNSや掲示板では「アカウントが特定された」といった書き込みも見られますが、確かな証拠が示されているものはなく、真偽不明の情報が大半です。こうした情報を鵜呑みにして拡散することは、名誉毀損や誤情報の拡散につながる可能性があるため注意が必要です。
なぜSNSアカウントの特定が難しいのか
世の中にはもっと過激な映像や写真もネット上にアップされていますが、例え閲覧制限されているとは言えSNSに看護師が臓器の写真をアップすると職業倫理感が問われそうですね…
しかも患者の同意も得てなさそうだし(¯―¯٥)
— 朧月夜🇯🇵🗾🌸 (@oboro1192) December 25, 2025
限定公開(鍵アカウント)だった可能性
報道内容から、問題となったSNS投稿は一般公開ではなく、限られた人だけが閲覧できる設定だった可能性が高いと考えられます。このような限定公開のアカウントは、外部から内容を確認しにくく、第三者による特定が難しい特徴があります。
病院は把握していても外部には公表しない
病院内部では、調査を通じて看護師本人や投稿内容を把握していると考えられます。しかし、それを外部に公開するかどうかは別問題です。再発防止や内部処分を優先し、個人情報の公表は控える判断がなされた可能性があります。
法的・倫理的な問題点
今回のケースでは、患者の個人情報が直接含まれていなかったとはいえ、医療現場で撮影された臓器の写真を私的にSNSへ投稿した行為は、医療従事者としての倫理観が問われるものです。
看護師には守秘義務があり、業務上知り得た情報や画像は厳重に管理すべきものとされています。「勉強目的」や「限定公開」であっても、許可なく撮影・共有すること自体が問題視される可能性があります。
ネットやSNSの反応
看護師が患者の臓器の写真をSNSに投稿「仲間に見てもらいたい思いで」病院は看護師を口頭で注意 岐阜・大垣市民病院
☝️撮ったかどうか以前に
『💀持ち込み自体がアウト』
過去にも
手術室での私物スマホ撮影
モニターやカルテの写り込み
教育目的を装った私的共有… pic.twitter.com/4xqI9gZx3h— Jungle🐦⬛ 事務 (@go_ya667) December 24, 2025
この報道を受け、ネット上ではさまざまな声が上がっています。
- 「処分が軽すぎるのではないか」
- 「患者の立場を考えると不安になる」
- 「教育や管理体制に問題があるのでは」
一方で、「個人情報が出ていない点は考慮すべき」「病院全体の問題として再発防止を徹底すべき」といった冷静な意見も見られます。
まとめ|現時点で分かっていること
最後に、今回の問題について現時点で分かっていることを整理します。
- 臓器写真を撮影した看護師の実名や詳細な個人情報は公表されていない
- 年齢や勤続年数、所属部署なども明らかにされていない
- 報道では「大垣市民病院に勤務する女性看護師」とのみ伝えられている
- 事件は刑事事件として立件されていない
- 現時点で警察の捜査や書類送検は報じられていない
- 患者の氏名やIDなど、直接的な個人情報は写真に含まれていなかったとされている
- 写真から患者個人を特定することは困難と病院は説明している
- 看護師は「勉強のため」「仲間に見せたかった」と説明している
- SNS投稿は一般公開ではなく限定公開だった可能性が高い
- 看護師のSNSアカウント名やURLは公表されていない
- SNSアカウントが公式に特定されたという情報は確認されていない
- ネット上には憶測や未確認情報が出回っているが信頼性は低い
- 病院は行為を倫理上不適切と判断している
- 病院の処分は口頭での厳重注意にとどまっている
- 再発防止策として職員へのSNS利用に関する教育強化が示されている
現段階では憶測や不確かな情報も多く出回っていますが、正確な事実を見極めることが重要です。今後、新たな発表や動きがあれば、状況が変わる可能性もあります。

