ワカケホンセイインコ なぜ販売されていたのが野生化?鳴き声、性格、値段を調べた!

生物

「おっさんフォース」管理人、みつーです。

ワカケホンセイインコが大量に野生化しているそうです。

 

もう10年以上前から野生化は確認されていて
今回、テレビにも取り上げられるぐらい深刻化しています。

 

日本テレビでは次のように報道していました。

 

東京や神奈川でインコが大量発生。住民が困惑しています。目撃情報が相次いでいるこのインコは、「ワカケホンセイインコ」という外来種。元々は、インドやスリランカに生息していますが、ペットとして飼われていたインコが野生化したのです。とある公園の敷地内の木…そこはインコの寝床になっています。(中略)1000羽を超える大群に。ここ2か月で住み着いてしまったということですが、付近の住民はインコの鳴き声に困っているそうです。(中略) 現在、鳥類保護連盟が調査しています。引用元:ヤフーニュース

 

その問題となっているワカケホンセイインコについて調べました。

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ワカケホンインコとは

ワカケホンセイインコは漢字で書くと
『輪掛本青鸚哥』

と、書くそうです。

大きさはだいたい40cmぐらいなので、
鳩よりも大きいですね。っていうか半分ぐらいは尾羽根の長さかな。

体は緑でオスは喉から首にかけて
黒い帯状になっています。

首の後ろが桃色の帯になっているので、
ツキノワインコという別名もあります。

普通の体色は緑なのですが、色変わりして、青や黄色、白の個体もいるそうです。
言葉も多数覚えるのでペットとしても人気で、とくにワカケダンスと言われる
面白い動作が人気です。

ワカケダンスとは

とてもコミカルな動きが面白いワカケホンセイインコちゃん。
いろんな方が動画に投稿されていました。

それにしても面白い動きですね。
とってもかわいいです(´ε` )

 

言葉も色々覚えてくれるから
コンパニオンバードとしても最適ですね!

野生化するぐらい体も丈夫だし。

 

ワカケホンセイインコの原産国

ワカケホンセイインコの原産地はインドとスリランカだそうです。
写真の通り結構な南に位置していますね。

気温が日本と全然違うのに、よく野生化したもんだ。
ちなみにスリランカの年間での最低気温が22℃で
最高が35℃ぐらい。

雨がしょっちゅう降っている国なので、
日本の気候とは程遠い気がしますね。

それでも野生化できたということは
このインコの順応力ということでしょうか。

 

ワカケホンセイインコの鳴き声

鳴き声も大きいみたいですね。
もし飼育したいと思うならば防音設備を完備しておかないと
ご近所迷惑になるでしょう。

野生化したワカケホンセイインコの鳴き声がうるさくて
害鳥扱いされていますね。

キーーーとか
チョーーーーとか

いろんな声で鳴きますね。(^o^)

とってもかわいいのに害鳥なのは残念です。

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ワカケホンセイインコの値段

ワカケホンセイインコの販売価格はだいたい2~4万円ぐらいです。

中型のインコとしては安い方なのかも。

確か一番人気のシロハラインコは20~30万円ですから
よっぽど繁殖させやすい鳥なんだと推測します。

お迎えはしやすいものの、
ちゃんと最後までキチンと最後まで世話をしてあげる
覚悟的なハードルが下がってる気がするのが

どうも気になります。

 

ワカケホンセイインコの性格

インコは大型になるに連れ、頭脳も明晰になってますね。
なので、賢くなった分、性格も出てきて難しい一面を見せたりします。

ワカケホンセイインコの性格は、やや荒っぽいようです。
これは中型のインコはだいたいそんな感じですね。

さらに大きくなった極楽鳥とかキバタンぐらいになると
もっとおとなしくなるのですが、存在感がありすぎて
ちょっと尻込みしてしまいます(^_^;)

ワカケホンセイインコは賢い分、人を判別します

なので同じ家族でもなつき具合が違ったりしますので、
できれば飼育は全員参加でやったほうが、

家族全員と仲良くなれます。

適度なスキンシップも必要なので、
みんなで愛してあげる鳥になるのがいいと思います。

 

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ワカケホンセイインコの寿命

寿命は20~30年生きます。

長いですね!

犬よりも長い寿命です。

飼育は親子3世代は引き継ぐ覚悟が要りますね。

もし買いきれなくなった場合でも放鳥せずに
引取施設に保護をお願いしましょう。

「インコ 引取施設」で検索すればいろいろ出てきます。

 

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ワカケホンセイインコが野生化した理由と対策

じつはワカケホンセイインコは世界中で野生化しているそうです。
ヨーロッパなどでも問題になっているとか。

 

ワカケホンセイインコが野生で繁殖できた理由

たくさんの種類がいるインコの中で、
どうしてワカケホンセイインコだけが

問題視されるほどに繁殖できたのか?

まず、飼育していた鳥が野生にいる理由で考えられるのは

・放した
・逃げた

の、どちらかでしょう。

 

『放した』というのはとんでもない話ですが、
『逃げた』というのはよくある話です。

 

そもそも、鳥を飼ったことがある人は
わかると思うのですが、

鳥って、どんなに懐(なつ)いていても、窓があいてたら
いきなり空に向かって飛んでいってしまうんですね。

 

普段どおりの感覚で接していたので、安心して窓を開けてたりすると
突発的に飛んで逃げてしまいます。

 

それで、外に出ると帰れなくなり、
カラスや鳩にいじめられて死んでしまったりするのですが、

 

このワカケホンセイインコは体調が40cmと大きいです。

 

それに値段を見ても分かる通り、2~4万円ぐらいなので
他のインコと比べても安価。

ということは、繁殖させやすいのでしょう

・体が大きく、鳩やカラスにいじめられない
・繁殖力がある
・環境に対する順応力がある
・寿命が長いので他の個体にめぐりあうチャンスが多い

 

これらの理由で、もし外に放たれても
繁殖できる個体数があれば、

ワカケホンセイインコはどんどん繁殖してしまいます。
野生化も容易に出来てしまうのでしょう。

 

野生化したワカケホンセイインコの対策

冒頭で鳥類保護連盟が、ワカケホンセイインコの調査研究をしていると
述べましたが、人に対する被害実態などを調べているそうです。

っていうか、それだけかいな(^_^;)

 

さて、

もし、私の近所でワカケホンセイインコが問題となったなら
こんな対策をします。

それは

 

「鷹匠(たかじょう)さんに依頼する」( ・ิω・ิ)

 

です!

 

鷹匠さんとは

 

鷹匠さんの費用はピンきりですが、

大阪だとだいたい「1時間 18000円」

しかし、1回で解決留守ハズもなく
個人宅だったら8万円は見積もっておいたほうがいいですね。

団地とか大掛かりな場所だと30万とかします。

そうなってくると自治体として動くしかないですね。

30万円を1000人で割ると300円なので、
無理な金額ではないと思います。

気になる方はぜひ、「鷹匠 地名」で検索してください。

 

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まとめ

いろいろとワカケホンセイインコについて述べてみましたが、
とってもかわいいインコなのに残念ですね。

野生化した理由はやっぱり逃げてしまったか、
飼いきれなくて放してしまったか。

どちらかでしょう。

逃げたにしろ、放したにしろ、
飼い主は責任もって飼育してもらいたいです。

 

最後まで読んでくださり
ありがとうございました!

 

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