ラグビーワールドカップ2019の対戦相手
スコットランド代表についての戦力分析です。
統率の取れた展開ラグビー!スコットランド!
ピッチ全体を駆け巡り、フォローフォローで
ボールをつなぐスコットランド代表
統率の取れた展開ラグビーに
日本は勝つことができるのか?
いろいろ調べてみました。
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目次
スコットランド戦 情報
ラグビーワールドカップ2019の
試合情報と過去戦績です。
2019年ワールドカップ試合情報
第4戦 10月13日(日) 19時45分キックオフ
横浜国際総合競技場
過去対戦データ
親善試合
2013年11月9日(マレーフィールド=スコットランド)
日本 17-42 スコットランド
2016年6月18日(豊田スタジアム)
日本 13-26 スコットランド
2016年6月25日(味の素スタジアム)
日本 16-21 スコットランド
W杯での対戦
1991年3月4日(スコットランド)
日本 9-47 スコットランド
2003年3月7日(オーストラリア)
日本 11-32 スコットランド
2015年9月23日(イングランド)
日本 10-45 スコットランド
・日本代表との通算戦績
日本の0勝7敗(キャップ対象試合のみ)
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スコットランド代表の注目選手
スコットランド代表の注目選手を二人ご紹介
スチュアート・ホッグ(FB)
スコットランド戦要注意選手・スチュアートホッグ
ライオンズ最年少選手で攻守に渡って安定感がある pic.twitter.com/26d2hwNZzX— ラグビーの感動プレー集 (@ragby_kandoplay) 2019年7月1日
シックスネーションズで2年連続大会MVPを受賞した。
7人制代表でもプレー経験がある。
スピードが武器の26歳のフルバック。
コンタクトも強く、強気なプレーと走力で
チームを後方から支える
ヒュー・ジョーンス(CTB)
6ネーションズ注目選手④
ヒュー・ジョーンズCTB(スコットランド)
普通はグレイグ・レイドロー9番、フィン・ラッセル10番、スチュアート・ホッグ15番を挙げるでしょうが、あえてヒュー・ジョーンズ。彼のキレのある走りはNZのジャック・グッドヒューと並んで魅力。© Scottish Rugby pic.twitter.com/tf8IfhRMex— Yusuke Hama (@loverugbyjp) 2019年1月26日
2016年の日本遠征でテストマッチデビュー。
19キャップで10トライの得点能力。
コンタクトが強く、攻守ともに安定感があり
チームを支える。
アタックでの瞬間的なスピードもあり、
彼のラインブレイクは攻撃の要になっている。
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スコットランド代表の評価
ひたむきでしつこい統率の取れた攻守
スコットランドのスタイルを
一言でいうと「展開ラグビー」です。
ボールをつなぐことで
意思統一が図られています。
ポッド系ではなくピッチ全体を
全員がひたむきに走ります。
攻撃にはしっかりとしたストラクチャーがあり
アタックする形が準備されています。
アイルランド同様に2段階ラインアタックを使い、
アタックラインに段差をつけて、どのラインを使うか
惑わせてきます。
主に9番、10番の外側にフォワードを
配備したアタックのシェイプを準備し、
この2つのエリアで2段階アタックといった
オプションを持ちながら、
状況に応じて多彩に展開していきます。
自陣でも勢いがあればキックを蹴らず
つないで前進を図ってきます。
つねにどのエリアにおいても
ワークレート(運動量、仕事量)を高め、
サポートし続ける事によって
数的有利の状況を得ようとしています。
フィジカル勝負には持っていきません。
それを前提にはしないチーム作りをし、
戦術を練っています。
ディフェンスは「チャンネル1」と呼ばれる
スクラムハーフからスタンドオフまでに対しては
かなり圧力をかけに出てきます。
しかし、外側にはさほど出てこないので、
じっくりと相手の出方も見ながら対応しています。
ラッシュ系のディフェンスをするよりは
しっかりとラインを作って編みに絡める
守り方で非常に統率が取れています。
『中3日で迎える日本戦が正念場』
スクラムは弱くありませんが、
ラインアウトが不安定です。
今年のシックスネーションズでの
アイルランドとの直接対決では、
スクラムはスコットランドが若干劣勢でしたが
確保率はお互いに100%でした。
ラインアウトについてはアイルランドが
11回のうちすべてを成功させているのに対し
スコットランドは10回のうち3回を失敗し、
成功率は70%でした。
世界の一般的な成功率が80%なので
このあたりに勝機を見いだせるかも
知れません。
得点パターンをみると、
スコットランドはアンストラクチャーからも
案外トライをとれるチームになっています。
フォワード、バックスとも能力が高い
選手が結束してひたむきにフォローしつづけ
数的有利を作っていった結果と言えます。
日本との前回対戦では、スクラムハーフで
キャプテンのグレイグ・レイロードが
数多くのPGを決めていました。
相手の弱い部分をつく、彼のプレーには
また苦しめられるかも知れません。
33歳の彼がプールステージ最後の試合となる
日本戦でどのようなコンディションでいるかに
注目しましょう。
スコットランドは9月22日にアイルランドと
戦い、30日にサモア、10月9日にロシアと対戦。
そして中3日で日本と一騎打ちというスケジュールです。
日程をみると日本が有利ですね。
この好機を日本がどう活かせるかで
目標のベスト8に届くかがかかっています。
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まとめ
スコットランドの印象は、アイルランドよりも
線が細く、パワーよりもスピード重視といった感じですね。
日本は先にアイルランドと対戦しますので、
この内容次第でスコットランド戦も
ある程度、予測できるのではないでしょうか。
アイルランド戦で良い内容で試合できれば
中3日という日程で、疲れたスコットランド相手に
とても有利に戦えるのではないかと思います。
今回のワールドカップは日本は日程で有利ですね。
ぜひ、このチャンスをモノにして
ベスト8の壁を突破して欲しいです。
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