元なでしこジャパンの山崎円美さんが結婚を発表したというニュースを見て、まず浮かんだのは素直な祝福の気持ちでした。ただ同時に、スポーツニュースとしてではなく、一人の元アスリートの人生として見たとき、ふとこんな疑問も頭をよぎりました。
「山崎円美さんは、今は何をしているんだろう?」
「女子サッカーって、今はそれだけで生活できる職業なのだろうか?」
結婚という人生の節目のニュースは、その人の“現在地”や“これから”を考えるきっかけにもなります。この記事では、山崎円美さんの現在の職業や年収について、分かっている事実を整理しつつ、そこから見えてくる女子サッカーの現実について考えてみたいと思います。
山崎円美さんの現在の職業は?【結婚後の活動にも注目】
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現役時代の経歴を簡単に振り返る
山崎円美さんは、女子サッカー日本代表(なでしこジャパン)にも選ばれた経験を持つ元プロサッカー選手です。国内の女子リーグで長年プレーし、安定した実力と献身的なプレースタイルで知られていました。
2023年に現役を引退し、プロサッカー選手としてのキャリアには一区切りをつけています。
引退後の現在の活動
引退後の山崎円美さんは、パーソナルコーチ・パーソナルトレーナーとして活動していることが、本人のSNSなどから確認できます。
サッカー選手として培ってきた身体づくりやトレーニングの知識を活かし、指導やサポートを行う仕事が中心と考えられます。元プロ選手が、引退後に指導者やトレーナーの道へ進むのは、女子サッカー界では決して珍しいことではありません。
競技の第一線を退えても、サッカーに関わり続ける。そうした選択は、とても自然で現実的なキャリアの延長線上にあるように感じます。
山崎円美さんの年収は公表されている?【推定や噂は本当?】
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年収は非公開
結論から言うと、山崎円美さんの現在の年収について、具体的な金額は公表されていません。これは山崎さんに限らず、多くの元アスリートや個人事業として活動する人に共通する点です。
インターネット上では「年収はいくら?」といった検索が多く見られますが、本人が明かしていない以上、断定的な数字を書くことはできません。
一般的な相場から考えると
参考として、数字ベースで整理してみます。
まず、日本の女子サッカー(WEリーグ)では、プロ選手として最低年俸が約270万円と定められています。これはリーグ発足時に示された基準で、フルタイムプロとして最低限保証されるラインです。
一方で、平均的な年収を見ると、主力選手でも300万〜500万円前後に収まるケースが多いとされています。日本代表クラスや海外移籍経験のある選手はこれを上回ることもありますが、リーグ全体で見るとごく一部です。
引退後に多いパーソナルトレーナー・コーチという立場では、個人差はありますが、
- 駆け出し〜一般的な層で 300万〜400万円前後
- 知名度や顧客が安定してくると 500万〜700万円前後
といったレンジが一つの目安になります。
もちろん、これらはあくまで一般的な数字であり、山崎円美さん個人の年収を示すものではありません。ただ、女子サッカー出身者の多くが「競技一本」ではなく、引退後に現実的な収入構造を組み立てていることは、数字からも見えてきます。
女子サッカーは「職業」として成り立つのか?【現実的な視点で】
数字を踏まえて考えると、女子サッカーは「一部の選手にとっては成り立つが、全体としてはまだ厳しい職業」と言えそうです。
WEリーグの最低年俸は約270万円。ここに手当や副収入が加わる選手もいますが、税金や生活費を考えると、競技一本で将来まで安心できる水準とは言い切れません。
実際には、
- 日本代表・主力クラス:500万〜1000万円超の可能性
- リーグ平均層:300万〜500万円前後
- 若手・控え選手:270万〜300万円台
といった形で、大きな差があります。
そのため、多くの選手が現役中から指導者資格の取得や、副業・引退後の準備を進めています。山崎円美さんが引退後にトレーナーとして活動していることも、こうした現実的なキャリア選択の一つだと感じます。
女子サッカーはこうしたらうまくいくのではないか【筆者の考察】
※ここでは、日本と海外の女子サッカーの違いも踏まえながら考えてみます。
ここからは、あくまで一人の観戦者としての考察です。
男子サッカーと同じやり方を目指さなくていい
女子サッカーは、どうしても男子サッカーと比較されがちです。しかし、同じ規模や同じ成功モデルを目指すこと自体が、少し無理のある発想なのかもしれません。
観客数や収益規模で競うのではなく、別の価値軸で評価される存在を目指す方が、長く続く可能性があるように思います。
競技レベルより「人」が見える方が応援しやすい
スポーツ観戦に慣れていない人にとっては、プレーの高度さよりも「どんな人がプレーしているのか」が分かる方が、応援のきっかけになります。
選手の考え方や背景、日常が見えることで、「この人を応援したい」という気持ちは生まれやすくなるのではないでしょうか。
試合だけでなく「体験」を売る発想
90分の試合そのものだけで勝負するのではなく、会場の雰囲気やイベント性、家族連れでも楽しめる空間づくりなど、「行ってみたら楽しかった」という体験を増やすことも大切だと思います。
結果として、それがリピーターにつながっていくはずです。
選手が競技以外の役割を持つのも自然なこと
指導、発信、教育、地域活動など、選手が競技以外の役割を持つことは、決してマイナスではありません。
山崎円美さんのように、サッカー経験を別の形で社会に還元する道が広がること自体が、女子サッカーの価値を高めていくように感じます。
小さくても続くモデルを目指す
一時的な大ブームを狙うよりも、規模は小さくても安定して続く仕組みを作ること。その方が、女子サッカーには合っているのかもしれません。
海外の女子サッカーはどうなっているのか
女子サッカーが比較的うまく回っている国もあります。代表的なのが、アメリカとイングランドです。
アメリカ(NWSL)では、女子スポーツ全体の人気が高く、女子サッカーも「一つのプロスポーツ」として認知されています。主力選手の年俸は500万〜1500万円前後が中心で、スター選手になるとそれ以上になるケースもあります。加えて、スポンサー契約や広告収入が大きな収入源になっています。
イングランド(WSL)では、男子プレミアリーグクラブが女子チームを運営している例が多く、クラブの資本力がそのまま女子チームにも反映されています。年俸は400万〜1000万円前後が一つの目安で、環境面や医療・施設の充実度も高いのが特徴です。
一方で、これらの国でも「全員が高収入」というわけではなく、トップ層とそれ以外の差は存在します。ただ、日本と比べると「女子サッカーが職業として成立しやすい土壌」が整っているのは確かです。
日本が同じ道をそのままなぞるのは難しいかもしれませんが、
- 男子クラブの資本や仕組みをどう活用するか
- 女子スポーツを一つの市場として育てる意識
といった点は、参考にできる部分だと感じます。
結婚とキャリアをどう見るか【スポーツ選手の人生設計】
結婚というニュースと、引退後のキャリアを重ねて見ると、「スポーツ選手も一人の人間として人生設計をしている」という当たり前の事実に気づかされます。
競技人生だけがすべてではなく、その先も含めてどう生きるかを考えることは、むしろ健全な姿なのではないでしょうか。
まとめ|山崎円美の職業と年収から見える女子サッカーの現実
山崎円美さんの現在の職業や年収は、派手に語られるものではありません。しかし、その選択はとても現実的で、持続可能なキャリアの一例だと感じます。
女子サッカーは、まだ「夢だけで食べていける世界」ではありません。それでも、「考えながら続けられる仕事」にはなりつつあります。
それをどう評価するかは、見る側の私たち次第なのかもしれません。
