種苗法とは何なのか?廃止した場合の影響は?種子法との違いと概要及び違反した場合を解説します

「おっさんフォース」管理人、みつーです。

種子法廃止にともなって、いろいろ調べてみると
種苗法(しゅびょうほう)というものがあることがわかりました。

種子法とは違い、これからも残るようですが、
いったい種子法と何が違うのでしょう。

種苗法とは何なのか。

今後、種苗法は廃止されるのか。

種苗法に違反したらどうなるのか。

 

いろいろ調べてみました。

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種苗法とは

簡単に言うと、登録した品種の植物を
作った人の権利を守りまっせ!

っていう法律です。

どういう事かと言うと

植物って、種があったら誰でも・・・、
というと語弊があるかもしれませんが、

まぁ、育てて増やすことが出来るじゃないですか。

でも、せっかく手間暇かけて作った新品種を
誰でも増やせるとなると、

開発・育成した人の努力って
一切報われませんよね。

そこで、新品種を作った人の権利を守るために
出来た法律が『種苗法』というものです。

種苗法により登録された品種を『登録品種』といい、
育成者として種苗登録した人の品種利用を独占させる法律です。

これにより、育苗家や育苗業者の経済的権利や
ブランドの確立が行えます。

ちなみに、種苗法の元となる国際法がありまして
UPOV条約(ユポフ条約)というものがあります。

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UPOV条約とは

UPOV条約は植物の新品種を各国が共通の
基本的原則に従って保護することで、
優れた品種の開発と流通を促し、農業の発展に貢献することを
目的として締結された条約です。

ユポフ条約として種苗関係者に広く認知されていますが、
日本語では「植物の新品種の保護に関する国際条約」
と訳されています。

2014年現在、UPOV条約加盟国は72か国と
着実に増加しています。”

各国共通の条約のですが、
品種登録や要件がバラバラです。

日本としては種苗法に基づく
「品種登録制度」がありますが、

アジア諸国では結構ゆるいところがあるようで、

日本としても新品種がコピーされないように
アジア諸国に対しては「法整備をせんかい!」と
強く求め続けていきたいところです。
(今もやってるようですが)

【UPOV条約と保護対象植物】
日本・・・・・条約締結国 全植物が保護対象
中国・・・・・条約締結国 139品目が保護対象(小豆、いぐさ等は対象外)
韓国・・・・・条約締結国 189品目が保護対象(いちご、ミカン等は対象外)
シンガポール・条約締結国 蘭類8品目、鑑賞樹5品目など15品目が保護対象
インドネシア・未締結   全植物が保護対象
フィリピン・・未締結   全植物が保護対象

種苗法を廃止した場合の影響は?

現在、種子法が廃止される予定ですが、
種苗法の廃止はされていません。

っていうか、しないでしょう。

巷では種子法と種苗法がこんがらがって
ウワサされてるみたいですが、

種苗法を廃止したら、今までの権利とか
保護とかなくなって、

だれでも好きなだけパクリ放題ですから。

だれも新品種なんて開発しようと
思わないでしょう。

アジアでは海賊版農産物が氾濫していて
日本の農作物のコピーが出回っています。

北海道のいんげん豆「雪手亡」や、
栃木県の苺「とちおとめ」などの種苗が持ち出され、
中国や韓国で勝手に栽培されて日本に入ってくるという
事件などがありました。

そんな事を許さないためにも
種苗法でしっかり守っていきたいですね。

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種子法との違いは?

種子法は、「主要農作物種子法」の略称で
米、麦、大豆の種をがっちり守って、
二度と国民が飢えないようにしようぜ!
っていう法律です。

対して種苗法とは
新品種の権利を守ろうっていう法律です。

全然違います。

ただし、種子法は2018年4月に廃止されます。

種子法に関しては別の記事にしましたので
そちらをご覧ください。

種苗法を違反した場合

種苗法違反はけっこう厳しいですよ。

刑事罰になります。

過去にもいろいろ事件があったようです。

一覧がありましたのでリンクしておきます。
http://www.kirinsou.com/image/syubyouhouihan.pdf

違反するケースはだいたい個人で韓国や中国に
密輸して、安く大量に育成して日本国内で販売したり
するケースが多いです。

発覚した場合は、警告、苗の焼却、刑事罰など。

いろいろ対応しているみたいです。
そう言えば超安売りスーパーなどの超特売品って
たま~に見かけますけど、

もしかして、このケースなのかな・・・。
ま、推測です。

ちなみに、個人が勝手に種から育てて、
自分の消費のみに使う場合は大丈夫みたいですね。

それでも売ったりしたらダメです。

プレゼントも微妙ですね。

その場で一緒に食べるぐらいはOKでしょう。

とにかく経済的利益をまもる法律なので、
その部分を意識して置く必要があります。

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まとめ

種子法は廃止しますけど、種苗法は
改正をされて、続いていくでしょう。

ちなみに、新品種の開発の方法って
どうやるかというと、

存在するいろいろな品種を掛け合わせたり、
悪い環境に育てて生き残ったものを育てたりと、
けっこう膨大な時間と手間暇がかかっています。

農業って大変ですね。

でも。ちょっと興味あるので、
いつかチャレンジしてみたい気もします。

ところで、

以前は自然農法がいいと思っていたのですが、
意外と自然のものって毒性が強いみたいですね。

農業の進化って、自然毒をいかに抜いて
安全に食べれるようにするかという
歴史なのだそうです。

遺伝子組み換えも意外と安全みたいだし、
そろそろ意識改革も必要になってきた時期かも知れませんね

最後まで読んでくださり
ありがとうございました!

 

関連記事⇒種子法とは何なのか?廃止するとどうなるのか?
関連記事⇒カルタヘナ法とは何なのか、簡単に説明

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